Acco's APU Life

大分のAPUで学生として過ごす二ヶ月間を綴る日記です。

Day 1 #1

朝6:00に起きて、羽田から7:55発の大分行きのフライトに乗った。前の晩は3時間しか寝てなかったので機内ではぐっすり眠れた。大分空港で会社の人二名と合流しリムジンバスに乗り込み移動、バスを乗り継いで立命館アジアパシフィック大学(APU)に向かう。大学に行くためには長大な坂を上るのだけど、この坂がものすごく急で景色が突然山深くなる。でも振り返ると別府の市街と海が広がるとてもすばらしい眺め。
 
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これから二ヶ月間、わたしはAPUで授業を受けAPハウスと呼ばれる学生寮で暮らす。APUは学生の約44%が外国人で授業も半分以上が英語で開講されている。APハウスは日本人が25%程度で留学生のほうがおおい。実はこれが会社の研修で、その主な目的は英語とコミュニケーション、ということになっている。
 
APU到着後にすこし時間があったので、一旦寮の自分の部屋に荷物を置きにいくことになった。これから二ヶ月間の帰る部屋は6畳一間くらいの広さで、ベッド(布団付き)、デスクとチェア、洋服用の棚、冷蔵庫と棚、そしてトイレ、生きるには必要十分なセット。デスクにいたっては会社より広い。
 
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その後、ランチにカフェテリアでレッドカレーを食べた後、今回の研修の開講式と懇親会のため移動。副学長、学部長、担当部長のご挨拶をいただいた。簡単にまとめると、1. APUではなにかしらアクションを起こせば必ずかえってくるから待っていないでアクションを起こせ(英語の勉強をするなら二ヶ月駅前留学したほうがいいはずで、ここで学ぶのは英語じゃなく多文化な環境でコミュニケーションすること)、2. 世界各国(80ヶ国以上の人がいる)の人々が集まる環境で生まれるホスピタリティに触れて欲しいということだった。簡潔でざっくばらんでユーモアがあって、日本式ではない挨拶がすてきだった。

  

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それが終わると有志学生によるキャンパスライフに関するいろいろの説明会。中国人のチイさんと韓国人のJINさんの二人ともお世辞なんかではなく、とても日本語が流暢で買い物する場所や生活に必要な施設などの便利情報を教えてくれた。眼鏡っこチイさんが時々言葉に詰まったときに「なんか、なんか」と言う口癖が非常にかわいらしい。そのあとはキャンパスの案内。キャンパスのある丘の標高が東京タワーと同じで、別府市内より二度ほど気温が低いそうで、まだ空は明るいながらも風が冷たくて一同凍えた。 

 

#2に続く